男性の顔のアップ

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シアリスの併用禁忌薬や処方出来ない人について

陰茎海綿体平滑筋を緩め、血流を良くする効果が期待できるシアリス。
ED治療薬のひとつとして処方されますが、中には処方されない人もいます。
処方できない理由に血管・血圧に何らかの問題を抱えているという点があげられます。

性行為を行う時、人は興奮状態になるため血管が拡張し、通常より血流が速くなりやすいです。
すると血管にはより強い負荷がかかるようになります。
そのため血管・血圧に何らかの問題を抱えている場合は、性行為そのものも病状を悪化させる要因になる可能性があります。
ここでシアリスを服用してしまうと、血流はさらに速くなります。
そうなるとますます血管に強い負荷がかかりやすくなり、状態の悪化につながるリスクが高まるのです。

具体的に血管・血圧に問題がある人として挙げられるのが、重い心臓病・脳卒中を抱えている、もしくは過去に経験したことがある人です。
重い心臓病や脳卒中等を経験している場合、血管に負荷がかかると再発のリスクが高まります。
さらに心臓病や脳血管に関する病気を抱えている方の場合、血流を良くする薬を飲んでいる場合があります。

血流を良くする薬は、シアリスと効果が重なるため、併用禁忌薬となっています。
性行為そのものが危険と判断される場合は、処方できません。

また血圧のコントロールがうまくされていない場合も、処方できません。
例えば極度な低血圧や高血圧の場合、正しくコントロールされていないと、狭心症や脳卒中の原因となることがあります。
そのため、血圧のコントロールがしっかりされている場合でないと処方されません。

なお肝臓の働きがあまり良くない場合も、処方されません。
というのもこの薬は、肝臓で代謝される薬だからです。
肝臓の働きが悪いと、それだけシアリスを服用した際に肝臓に強い負荷がかかってしまいます。
ですので薬の処方は肝臓の状態を見ながら行われます。

このようにシアリスは血管を広げる働きがあることから、血管・血圧に問題がある人が服用してしまうと、血管に強い負荷がかかり、血管障害につながるリスクが高まります。
またシアリスと似た働きをする薬との飲み合わせはできないため、注意が必要です。

シアリスと飲み合わせしてはいけない薬とは?

シアリスには血管を広げ、血流を良くする働きがあります。
そのため似た働きをする薬と飲み合わせてはいけません。

まず併用禁忌薬として指定されているのが、硝酸剤です。
硝酸剤は狭心症や心不全の治療に使われる薬で、「ニトロ」とも呼ばれています。
もしシアリスと硝酸剤を併用してしまうと、血圧が急激に低下する恐れが生じます。
血圧が急激に下がると命の危険もあるため、絶対避けるようにしましょう。

他にも併用禁忌薬は様々あります。
例えば慢性血栓塞栓性肺高血圧症の薬には、血液を固まりにくくするワーファリン等の「抗凝固薬」、肺血管を広げることで血圧を下げる「肺血管拡張薬」、尿量を増やす「利尿剤」等が挙げられます。
これら慢性血栓塞栓性肺高血圧症の薬の中には、シアリスと同様の働きをするものもあります。
同様の働きをする薬を飲み合わせると血圧が下がりすぎてしまう恐れがあるため、「降圧剤」「利尿剤」等、血圧に関する薬との併用は避けましょう。

シアリスは血圧を下げる薬との併用が禁止されていますが、他にも併用を避けるべきものがあります。
それがグレープフルーツです。
通常、薬は肝臓で代謝が繰り返されることで徐々にその働きを失い、最後は尿等と共に体外に排出されます。

けれどもグレープフルーツによってその働きが阻害されてしまうと、肝臓は薬の効果を十分に消すことができなくなってしまうため、薬の効果が血液中に残りやすくなります。
そうなると効果が強く出すぎてしまい、副作用につながるのです。
グレープフルーツとシアリスを併用すると、血圧が下がりすぎてしまうため注意が必要です。

シアリスは血圧を下げる薬との併用が禁止されています。
ですのでもし血圧関係の薬を服用している場合は、事前に医師に相談するようにしましょう。